方言 意味・標準語訳 用例（解説）
た
だーだー
だあだあ		 (流水が)多い
だらだら
手のつけようがない		 台風で川だーだーだぞ
　→ 台風で川はすごい水量だ
あいつ酔うとだーだーだもん
　→ あいつは酔うと手におえない
手洗うだけだに、そんなにだーだーに水出すな
　→ 手を洗うだけなのに、そんなに水をたくさん流すな
汗だーだーだ
　→ 汗がだらだらだ(汗だらけだ)
たーたくた 乱雑
目一杯		 なんだあの部屋は、たーたくたじゃんか
　→ なんだあの部屋は、散らかり放題じゃないか
洗濯物たーたくたに干してきた
　→ 洗濯物を目一杯干してきた
たーへん たくさん
いっぱい		 きゅうりがたーへんなったでやるわ
　→ きゅうりが沢山実ったからあげる
たーへん食ってよ
　→ 沢山食べてね
たーんと たくさん
いっぱい		 こんなにたーんと貰ってわるいのう
　→ こんなに沢山貰って恐縮です
お年玉たーんと貰ったか？
　→ お年玉沢山貰った？
たあ
んたあ		 〜達は 議員たあ大変だ
　→ 議員達は大変だ
そこの子んたあどこの子だ？
　→ そこの子供達はどこの(家の)子供だ？
だいて
[出いて]		 出して みんな会費を出いてくれるかのん
　→ 皆さん会費を出してくださいますか
あんた女一人っ子で、よう親が嫁にだいてくれたのう
　→ あなた女一人っ子で、よく親が嫁に出してくれたね
今日銭ねえで、悪いがだいといて
　→ 今日お金がないから、悪いけど出しておいて
だいとく
[出いとく]		 出しておく 明日から夏服だで半袖だいとくで
　→ 明日から夏服だから半袖を出しておくよ
今日の銭は俺がだいとくで
　→ 今日の代金は俺が出しておくから
だいぶ
[大分]		 大分(だいぶん)
沢山
相当
随分		 だいぶ暗くなったなー
　→ ずいぶん暗くなったなー
だいぶ良くなった
　→ ずいぶん良くなった
なんたらだいぶだや
　→ なんて沢山なんだ
だかしらんが
[だか知らんが]		 〜だか知らないが
〜だと思うが		 何だか知らんが
　→ 何だか知らないが
酔っただかしらんが、どーらいご機嫌だったぞ
　→ 酔ったんだと思うが、すごいご機嫌だったよ
たく (風呂を)沸かす 風呂たいたで入ってきん
　→ 風呂を沸かしたから入っていきなさい
風呂たけたか？
　→ 風呂は沸いたか？
たくる まくる 走りたくる
　→ 走りまくる
食いたくる
　→ 食いまくる
だけんど だけど
だけれども		 それは、そうだけんど・・・
　→ それは、そうだけど・・・
明日町い行くだけんど、なんか用事ねえか？
　→ 明日町へ行くのだけれど、何か(ついでの)用事はないですか？
たけんま 竹馬 たけんま乗れるかん？
　→ 竹馬に乗れるかな？
だだくさ
だだくそ		 無駄に多い
多過ぎ		 草刈ったが、まーずだだくさなもんだ
　→ 草をかったけど、とにかく多すぎる(広すぎる）
なんたらだだくさのゴミだい
　→ なんて沢山のゴミなんだ！
だだぶり
だあだあぶり		 ざんざん降り
大雨		 えらいだだぶりだのん
　→ すごいざんざんぶり(大雨)だね
だちかん
だちいかん
だちゃかん		 駄目だ
立ち行かない		 そんなんだちかんに決まっとるじゃん
　→ そんなことは駄目に決まっているじゃないか
雨ばっかで仕事がだちかん
　→ 雨ばかりで仕事が立ち行かない
たぶける ふざける
うわのそら
のぼせる
入れ込む		 そんなたぶけた事こいとっちゃいかん
　→ そんなふざけた事を言っていてはいけない
なにをたぶけとるだあ
　→ なにをぼーとしているんだ
あんまりパチンコにたぶけとっちゃいかんぞ
　→ あんまりパチンコに入れ込んじゃいけないよ
あいつ飲み屋の女の子にたぶけちゃってよー
　→ あいつ飲み屋の女の子にのぼせちゃってさー
たべもん
[食べもん]		 食べ物
食べる物
食物
食品		 どっかに食べもん屋(または「食いもん屋」)ないかやあ？
　→ どこかに飲食店はないかな？
晩のおかずないで、なんか食べもん買って来て
　→ 晩御飯のおかずがないから、何か食べ物を買って来て
たべれ
[食べれ]		 食べろ
食べなさい		 好き嫌いゆっとらんで全部食べれ
　→ 好き嫌い言ってないで全部食べろ
だまくらかす 騙す 年寄りだまくらかすなんてひどいな
　→ お年寄りを騙すなんてひどいね
だもんで
だで		 だから だもんで、そう言っとるじゃん
　→ だから、そう言っているでしょ
これだで困るわ
　→ これだから困るわ
だりー だるい わるだりー
　→ すごくだるい
たるい
たりい		 つまらない
退屈だ
失望した
面白くない		 ばーかたりー
　→ すごく退屈だ(すごく失望した)
おまえんとうはたるい
　→ お前たちはつまらない
たるくさい つまらない
あきれた		 あの人そんなことゆうだか、たるくさい
　→ あの人そんなこと言うのか、あきれた
今年の忘年会はたるくさかった
　→ 今年の忘年会はつまらなかった
だれかか
[誰かか]		 誰かが
誰かしら		 誰かか知らんが
　→ 誰だか知らないが
誰かかおるだら？
　→ 誰かしら居るだろう
たれる 言う えらい講釈たれやがって
　→ すごい偉そうな話をしやがって
誰が文句たれとるだ
　→ 誰が文句を言っているんだ
たんと 沢山
たんまり		 お年玉たんともらったか？
　→ お年玉沢山もらったか？
今年は蜂がたんとおるよ
　→ 今年は蜂が沢山いるよ
たんび 度(たび)
都度		 たんびたんびごめんよ
　→ 度々ごめんね
そのたんび呼ばれちゃかなわん
　→ その度に呼ばれたら面倒だ
たんま 待って
タイム		 ちょっとたんま
　→ ちょっとタイム
たんまたんま
　→ まってまって
ち
ちいせえ 小さい ちいせえうちから剣道やっとった
　→ 小さい頃から剣道をやっていた
わるちいせえ
　→ すごく小さい
ちいと
ちいっと
ちっと		 少し ご飯ちいとでいいわ
　→ ご飯少しだけでいいよ
「体どう？」「ちいっと良くなった」
　→ 「体(の調子)はどう？」「少し良くなった」
ちっとは働けよ
　→ 少しは働けよ
ちいとのうち 少しの間
しばらく		 ここからちいとのうち道が悪いでのん
　→ ここから少しの区間は悪路だからね
まあすぐ終わるで、ちいとのうち待っとってくれん
　→ もうすぐ終わるから、少しの間待ってて下さい
まあちいとのうちは雨だのん
　→ もう数日は雨だろう
ちいたー
ちーたー		 少しは ほいでも、ちーたー解るだら
　→ それでも少しは解るでしょ？
ちーたー人のゆうこと聞けって
　→ 少しは人の言うこと(忠告)を聞けよ
ちいとばかし
ちっとばかし		 少しばかり
とるに足らない		 ちっとばかしのことで怒るじゃない
　→ とるに足らないことで怒るな
それちいとばかし分けてくれん？
　→ それ少しばかり分けてくれない？
ちがしぬ
[血が死ぬ]		 内出血している さっき指挟んだとこ血が死んどる
　→ さっき挟まれた指が内出血している
ちっこい 小さい なんたらちっこいやあ
　→ なんて小さいんだ
ちっこい大根でいいでおくれん
　→ 小さな大根でいいから下さいな
ちっとも 少しも
全然
中々		 ちっともわからん
　→ 全然解らない
ちっともこーひん
　→ 中々(全然)来ない
ちみくる
ちみきる
つねくる		 つねる お兄ちゃんがちみくったー
　→ お兄ちゃんがつねったー
ちびい 小さい なんたらちびい魚だん
　→ 何て小さい魚だ
まあちいっとちびいやつないかん？
　→ もう少し小さい(大きさ、サイズの)ものはないの？
人間がちびい
　→ 人間(の器)が小さい
ちびくさい
ちんびくさい		 小さい
ささいなこと
人の器が小さい		 そんなちんびくさいこと、いちいちゆうな
　→ そんなささいなことを、いちいち言うな
なんたらつまらんやつだ、ちびくさい
　→ 何てつまらないやつだ、(心が)小さい
ちびっと 少しだけ
少し位
ちょっと
多少		 まあちびっとくれん
　→ もう少し下さい
ちびっと足りんなあ
　→ 少し足りないね
ふんとちびっとのことでグダグタゆうだわ
　→ ほんの少しのことでグダグダ言うんだよ
ちゃちゃっと
ちゃっちゃっと		 早々に
さっさと		 ちゃちゃっと片付けよ
　→ さっさと片付けて
仕事ちゃちゃっとやって遊びに行くか
　→ 仕事をさっさとやって遊びに行こう
飯ちゃっちゃっと済まして仕事始めるか
　→ ご飯をさっさと済まして仕事を始めよう
ちゃっと 早く
素早く
すぐ
さっさと		 宿題ちゃっとやっちゃいん
　→ 宿題を早くやってしまって
ちゃっと逃げるぞ
　→ すぐ逃げよう(さっさと逃げるぞ)
チャットってちゃっとキーボード打たんといかんもんでチャットてゆうだか？
　→ (PCの)チャットって早くキーボード打たなくてはいけないからチャットって言うの？
（本当にそう思っていた人がいました・・・）
ちゃんこまる 正座する ちゃんこまらんでいいで、足ぃくずして
　→ 正座しなくていいから、足をくずして
ちゃんこまってまっとる
　→ 正座をして待っている
(情報提供：津具のEMさん)
ちゅう という
と言う		 なんちゅうーことゆうだ
　→何ということを言うんだ
野球明日だっちゅうとったに
　→ 野球は明日だって言っていたよ
ちゅうもんだい
ちゅうもんだわ		 ということだ
というものだ		 後の祭りっちゅうもんだわい
　→ 後の祭りということだ
なんちゅうもんだい
　→ なんと言う事だ
ちょーける
ちょうける
ちょーけとる		 ふざける ちょーけとるな
　→ ふざけてるな
ちょっと見とらんとすぐちょうける
　→ ちょっと目を離すとすぐふざける
ちょーまかす ちょろまかす
ごまかす		 お釣りちょーまかしてないだらな
　→ お釣りごまかしてないだろな
ちょーらかす からかう こぞんとうちょーらかしてどーするだ
　→ 子供たちをからかってどうするんだ
ちょっきり 丁度 はい、3000円ちょっきりね
　→ はい、3000円丁度ね
10時ちょっきりにおいでん
　→ 10時丁度に来てね
ちょびっと
ちょびんと
ちびっと		 少し
少しばかり
ちょっと		 ちびっと遅れただけじゃん
　→ ちょっと遅れただけじゃないか
ちょびっと顔出してやるか
　→ ちょっと顔を出してくるか
ちんぎれる ちょん切れる 紐引っ張ったらちんぎれた
　→ 紐を引っ張ったらちょん切れた
ちんちん
ちんちこちん		 (非常に)熱い お風呂がちんちんでぽんぽんだ
　→ お風呂が熱くて満杯だ
このお茶ちんちこちんで飲めん
　→ このお茶熱すぎて飲めない
つ
つかめる
つかめえる		 捕まえる
捉まえる		 われ建前で餅つかめえたかい
　→ お前建前(新築祝い)で餅を取れたか
カブト虫つかめたよ
　→ カブト虫捉まえた
つくなる 体調が悪くて動かない
くたばる
人が倒れる		 飲みすぎで奥でつくなっとるわ
　→ 飲みすぎで奥でくたばっている
顔色悪いと思ったらつくなっちゃってよー
　→ 顔色が悪いと思っていたら倒れたんだ
つくねる 重ねる
積み重ねる		 本を机の上につくねんで棚に入れよ
　→ 本を机の上に積み重ねないで棚に入れなさい
っつ
ずっつ		 ずつ お茶一杯っつおくれん
　→ お茶を一杯ずつ下さい
一人ふたんずっつだに
　→ 一人２つずつだよ
ちいとっつ(少しっつ)やりん
　→ 少しずつやりなさい
（ひとんずっつ　→ 一つずつ、ふたんずっつ　→ ２つずつ、と「ずっつ」を付けるが、それ以外は普通「っつ」を付ける。みっつっつ　→ ３つずつ、とおっつ　→ 十づつ。）
つっつらかす 突き倒す そんなとこに立っとるとつっつらかすぞ
　→ そんな所に立っていると突き倒すぞ
つときび トウモロコシ つときび食わんかん
　→ トウモロコシを食べないか
つねくる
つねきる
[抓くる]		 つねる(抓る) ほっぺつねきるぞー
　→ ほっぺをつねるぞー
お姉ちゃんが背中つねくったー
　→ お姉ちゃんが背中つねったー
つぶる (目を)
つむる
閉じる		 目をつぶりゃあ眠くなるで
　→ 目を閉じれば眠くなるから
このことには目をつぶっておくれん
　→ このことには目をつむって下さい
つべたい
ちゅべたい
ちべたい		 冷たい この井戸はつべたいなー
　→ この井戸(水)は冷たいなー
まだ川の水はちべたい
　→ まだ川の水が冷たい
つむ 混む 連休だもんで道がつむつむ
　→ 連休だから道が混んでる混んでる
健康診断つんどった？
　→ 健康診断混雑してた？
つるくす
[吊るくす]		 吊り下げる 裏に柿つるくったるでもってきん
　→ 裏に柿を吊るしているから(干し柿)持っていきな
このカレンダーどこにつるくす？
　→ このカレンダーどこに吊るそうか？
つれ
[連れ]		 友人
仲間		 われんとうつれが多いだな
　→ お前たちは友だちが多いんだな
つれんとうも呼んでやれ
　→ 仲間も呼んであげれば
つれに電話する
　→ 友人に電話する
つれあい
[連れ合い]		 伴侶
配偶者		 あんた○○君のつれあいか？
　→ あなたは○○君の奥さん？
つれたいく 連れ歩く あいつはどこ行くでもおっかあをつれたいくだぞん
　→ あいつは何処へ行くにも奥さんを連れ歩くんだよ
て
で
[出]		 出身 あんたはどこの出だん？
　→ あなたはどこの出身なの？
おまえ高校はどこの出だ？
　→ 君は高校はどこを卒業したの（出身校はどこ）？
で
[出]		 出番 おれんとうの出は何番だ？
　→ 俺たちの出番は何番目だ？
まあ８回だで岩瀬の出だら
　→ もう８回だから岩瀬の出番（登板）でしょう(野球(中日戦)の話です・・・)
であいく 出歩く
外出する		 ちいと足が良くなったでであいかにゃいかんわ
　→ 少し足が良くなったから(リハビリに)外にでなくちゃいけないね
われ、ようようさにであいとるだって？
　→ お前、よく夜に出歩いてるんだって？
でかい
でけえ		 大きい わるでけえ
　→ すごく大きい
ばかでかいうちだなあ
　→ すごく大きい家だね
てしお
おてしお		 小皿 ちょっとてしおちょうだい
　→ ちょっと小皿出して
でたいく 出歩く
出掛ける		 こんな大雨にでたいくこたあねえだ
　→ こんな大雨（の時に）出歩くことはないでしょう
晩になるとでたいくで、ふんとしょうねえ
　→ 夜になると出掛けるから、本当にしょうがない
でやう 出会う 昨日町であんたの旦那にでやったに
　→ 昨日町であなたの旦那さんに出会ったよ
でんがらかす 転ばす
ひっくり返す		 きれいに積んどいたもん、でんがらかしゃがって
　→ きれいに積んでおいた物を、ひっくり返しやがって
でんしんぼう
[電信捧]		 電信柱 でんしんぼうにぶつかった
　→ 電信柱に衝突した
てんぐるま
[天車？]		 肩車 お父さんにてんぐるましてもらった
　→ お父さんに肩車をしてもらった
てんで 各々
めいめい
各自		 会場まで一緒に行く？てんでに行く？
　→ 会場まで一緒に行く？各自(ばらばら)で行く？
皆てんでてんでだもんでやんなっちゃう
　→ 皆各自ばらばら(自分勝手)で嫌になってしまう
てんでに一個っつ持ってって
　→ 各自一個づつ持っていって
と
ど〜
[度?]		 すごく
とても		 どさぶい
　→ すごく寒い
どえらい
　→ すごく疲れた
どわらえる
　→ すごく笑える(すごくおかしい)
（すごい、度を越していると言う場合、「わる〜」「ど〜」「ばか〜」「どーらい（どえらい）」などを頭に付ける。すごく寒いは「わるさぶい」「どさぶい（どさむい）」「ばかさぶい」「どーらいさぶい」など。どれがより程度が強いかは議論が分かれるところ。併用して「わるでえぶどいっぱい」「ばかでえぶどいっぱい」「わるどーらい」→ものすごくたくさん（いっぱい）、などと言う場合もある。）
どーらい
どいらい
どえらい
どえりゃー		 すごく
とても
非常に		 どえらいだいぶだなー
　→ すごく沢山だな
どーらい泣けた
　→ すごく泣けた
どいらいさぶい
　→ すごく寒い
（「ど」＋「えらい」(どちらも「すごく」の意)から派生？一つの単語になっている）
どーらいこと
どいらいこと
どえらいこと
どえりゃーこと		 大変な事態
とんでもない事態
大変な有様
ひっちゃかめっちゃか		 あそこの山は台風でどいらいことになっとるわ
　→ あそこの山は台風でとんでもない事になっているよ
えらい兄弟喧嘩で家ん中はどーらいことよ
　→ 大そうな兄弟喧嘩で家の中は大変な有様だ
どいだけ
どんだけ		 どれだけ
どの位		 お勘定どんだけ？
　→ お勘定はいくら？
どいだけ言ったら解るだ
　→ どれだけ言えば解るんだ
とう 〜達
〜の衆		 あんたんとう
　→ あなた達
こぞんとう
　→ 子供たち、若い衆
おまえんとう
　→ お前たち
津具のしゅうんとう
　→ 津具の衆たち＝津具の人達
どうかこうか
どーかこーか		 どうにかこうにか
やっとのことで		 どうかこうか仕事終わったわ
　→ どうにかこうにか仕事が終わったよ
どうかしらんが
どーかしらんが		 何故だかわからないが どうかしらんが、じきにエンジン止まっちゃうじゃん
　→ 何故だか解らないが、すぐにエンジンが止まってしまうんだ
どうせえか
どーせーか		 どうしようか これ、どーせーか？
　→ これ、どうしようか？
どうせんでも 何もしなくても
とにかく
当然		 どうせんでも行かんならんだ
　→ とにかく行かなくちゃならない
どうせんでも歳はとるでな
　→ 当然歳はとるからね(誰でも歳はとる)
どうならずい
どーならずい		 どうにもならない これっぱかの銭でどうならずい
　→ これ位のお金ではどうにもならない
今さら謝まったってどうならずい
　→ 今さら謝ってもどうにもならないよ
どえらい すごく大変
すごく疲れる
すごく偉い		 総理大臣みたいにどえらい人は、仕事もどえらいで、体もどえらいぞ
　→ 総理大臣みたいにすごく偉い人は、仕事もすごく大変だから体もすごく疲れるよ
（あんまりこういう言い方はしないが、おふざけで例文を作ってみました）
とおばみ
[遠ばみ]		 遠出
遠くに		 どっか遠ばみ出かけたみたいだよ
　→ どこか遠くへ出かけたみたいだよ
(情報提供：津具のSKさん)
どきん どいて
代わって		 そこ邪魔だでどきん
　→ そこ邪魔だからどいて
ちょっとどきん、かしてみー
　→ ちょっと代わって、貸してごらん
ときんときん 先が(鋭く)とがっている 鉛筆をときんときんに削る
　→ 鉛筆を先が鋭くなるほど削る
切り株がときんときんだで桑畑で遊んじゃいかん
　→ 切り株が尖っているから桑畑で遊んではいけない
どすわる 座る
座ったまま動かない
邪魔な場所に座る		 お前若いだもんで、そんなとこにどすわってないで手伝え
　→ お前若いんだから、そんなところに座ったままでいないで手伝えよ
そんなとこにどすわっとったら邪魔だ
　→ そんなところに座っていたら邪魔だ
どだい もともと
全く
だいたいが		 どだいだめだ
　→ 全く駄目だ(なっていない)
どだい話しが変だわ
　→ 元々話がおかしいよ
とちくるう
[とち狂う?]		 ひどくじゃれる
ひどくふざける
手におえなくなる		 ちいと酒のましたら、とち狂っちゃってよー
　→ 少し酒を飲ませたら、 手におえなくなっちゃたよ
うちの犬盛りだかしらんが、どーらいとち狂うじゃん
　→ 家の犬が盛りがついたらしくて、すごいじゃれつくんだよ
とちこんぼう
とちこ		 結び目が固くしまった状態
紐がほどけない状態		 靴紐(くつひも)引っ張ったら、とちこんぼうになっちゃった
　→ 靴紐を引っ張ったら、ほどけなくなってしまった
どーらいとちこんぼうで、いっそほどけん
　→ すごく結び目が固くて、全然ほどけない
とっちらかす ひどく散らかす 草あとっちらかしていっただけだわ
　→ (刈った)草を(片付けず)散らかしていっただけだ
とっつかまる (強く)つかまる (軽トラの荷台に載せた人に)危ないでどっかにとっつかまっとれよ
　→ 危ないからどこかに掴まっていてよ
(ちなみに道路交通法違反です・・・・気をつけましょう・・・)
とっつかまる
[取っ捕まる]		 取っ捕まえられる
捕まる		 小さい頃悪さしてあすこのおじさんに取っ捕まったことがあるだ
　→ 小さい頃悪さをしてあそこのおじさんに捕まったことがあるんだ
悪い事すると警察に取っ捕まるに
　→ 悪いことをすると警察に捕まるよ
とっつく (手が)届く
掴まる(つかまる)		 おまえ背が高いでそこの棚の上とっつくだら
　→ お前は背が高いからそこの棚の上に手が届くだろう
そこのはしごにとっついて上がってくれん
　→ そこのはしごに掴まって上がってください
とっとく 取っておく
取り置きしておく		 (工事現場などで)この木はとっといて
　→ この木は(切らないで)とっておいて
　（間違っても「取り去って」はいけません！）
先い行って席とっとくで
　→ 先に行って席を取っておくから
どねーに
どねいに		 どんなに
どのように
どんな風に		 どねーにか痛いだかわからんが
　→ どんなにか痛いのか解らないが
どねいに遊んだらこんなに服が汚れるだ！
　→ どんな風に遊んだらこんなに服が汚れるの！
とびたくる 走り回る
疾走する		 とんでとんでとびたくる
　→ とにかく全力で走る。力尽きるまで走る。一生懸命逃げる・・・など。
猪が畑とびたくって、ぐしゃぐしゃよ
　→ 猪が畑を走り回って、ぐしゃぐしゃだ
とびやっこ かけっこ
走りっこ		 昔はとびやっこ速かっただぞ
　→ 昔はかけっこ速かったんだぞ
とぶ
[飛ぶ?]		 駆ける
走る
行く		 村民運動会でとぶだって？
　→ 村民運動会で走るんだって？
ちゃっと、とんでけ
　→ 早く、(走って)行け
救急車がえらい勢いでとんでったぞ
　→ 救急車がすごい勢いで走っていったぞ
日曜日っちゅうとどっかとんでっちゃっておらん
　→ 日曜日の度にどこかへ行っちゃって居ない
どべ びり
最下位		 中日こんなんじゃどべだぞ
　→ 中日(ドラゴンズ)はこんな様子では最下位だぞ
とぼす ともす
(点す、灯す)		 日が暮れたで、玄関灯とぼしてくれ
　→ 日が暮れたから、玄関灯を点けて下さい
とまぐち 玄関 留守だったでとまぐちに野菜おいといたでの
　→ 留守だったから玄関に野菜をおいておいたよ
とらまえる 捕まえる(つかまえる)
捉まえる		 ゆんべノコギリとらまえたに
　→ 昨夜ノコギリ(クワガタ)を捉まえたよ
とらまる 捕まる(つかまる)
捉まる		 犯人はとらまっただかん？
　→ 犯人は捕まったのか？
とりやっこ
[取りやっこ]		 取り合い(っこ)
争奪戦		 取りやっこせんように、仲良く分けりんよ
　→ 取り合いっこにならないように、仲良く分けなさいよ
選挙なんて結局、票の取りやっこだでなあ
　→ 選挙なんて結局、票の取り合いだからなあ
とろい ばか
まぬけ
要領が悪い
遅い
役にたたない		 とろいやつだ
　→ ばかな奴だ
この中古トラクタいっそとろいだ
　→ この中古トラクタ全然役に立たない
だいたい上がとろいだよ
　→ だいたい上司(上役、トップ)が情けないんだ
とろくさい
とろくせー		 つまらない
ばかばかしい		 とろくさいこと言っとるなあ
　→ 馬鹿なことを言っているな
とろくさい(とろくせー)！
　→ バカヤロー！、うるさい！、アホか！みたいな意
どろくちゃ
[泥くちゃ]		 泥だらけ
ぬかるんでいる		 雨降ったで運動場泥くちゃだ
　→ 雨が降ったから運動場がぬかるんでいる
スパイクで来るもんで、店の中どろくちゃじゃん
　→ スパイクを履いて来るから、店の中泥だらけじゃないか
方言top
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