ホタルの里　

津具には主にゲンジボタルとヘイケボタル(ヌカボタル)が生息しています。昔は村内各地でホタルが見られましたが、一時期川や用水路の護岸整備、農薬等の使用などで数や出現場所が減りました。ホタルの里はホタルが住める環境を取り戻すため作られた人口の飼育場を備えた施設で、この周辺では平均して6月下旬から７月上旬頃をピークとしてゲンジボタルが見られます。また、村内全域でも環境が回復(農薬の使用量減、人工水路、川などへの土、植物の定着が理由？)し、ホタルの里でなくても広い範囲の川や田んぼでホタルが見られます。ヘイケボタルはゲンジボタルより若干時期が遅く、平年で７月中旬頃がピークとなります。場所によっては旧盆(8月中旬)頃まで見られる場合もあります。
ホタルの飛ぶ時期は年によって違います。また、その時期でも天候などによってよく飛ぶ(光る)ときとそうでない時があります。運がよければ「乱舞」といった状況もあります。一般的に曇りで湿度が高く、風が無く、少し蒸し暑い夜(といっても津具ではこの時期なら20℃ちょっと位ですが）がホタル鑑賞には良いといわれています。

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設楽町役場津具総合支所方面から豊根方面に向かい、県道427号と428号のY字路を右へ、最初の右カーブ(橋の手前)を直進するように細い道に入る。次の橋を渡った左手が駐車場。
ホタルの里周辺は道が狭く、ホタルの時期には車、人が多くなります。通行に十分注意し、他の鑑賞者の迷惑にならないよう気をつけてください。